まず一言。
離婚するほど嫌いな相手と顔を合わせて話さないといけないですもんね、そりゃ辛いです。
でも子どものためにも自分のためにも頑張って話し合いました。
具体的に何を話し合ったのか、まとめてみました!
目次
離婚するにあたって元旦那と話し合った事
離婚届を出す時期
私としては一刻も早く出したかったのですが、元旦那は自分優先な人なので、
年末には離婚することが決まっていたのに、次の年の6月まで待ったんですよ。
私としては早く新生活をスタートさせて保育園も探したかったのに、旦那は一度言ったら聞かないので、仕方なく半年間待ちました。
親権
親権は私が持つ事でお互い合意しました。
これは絶対事項です。かわいい子ども達と離れる事は私の中では考えられません。
もし親権で揉めたらとても辛かったと思いますが、あっさり合意してくれたので助かりました。
少しぐらい自分も子ども達を引き取りたいと思わないのか!?と思ってしまったぐらい(^_^;)
面会に関する取り決め
最低年に1回は面会する、というふうに元旦那から言ってきたので承諾しました。
まぁ本音を言えば個人的には金輪際子ども達と父親を会わせたくないですが、それは私が決める事ではないですし、子どもにとってもそれは辛いですよね。
それに養育費を払い続けてもらわないといけないですし、ここは我慢です。
養育費
一番の不安要素だった養育費。
元旦那も子ども達に愛情がないわけではないので、払う気ではいたようですが、こちらの希望額を伝えたら、やはり納得いかない様子。
元旦那が値下げしようとするのは想定内でしたので、最初に高めに額を希望しておいて正解でした。
元旦那は、子どもにこれからかかるであろう食費から光熱費から何から何までいちいち細かく計算してきて、「この額で足りるだろ。」と、希望額より下げてきました。彼の金銭に注ぐ情熱のすごさに驚きました。
私は私で同じ手法で子どもにこれからかかる費用を計算し直し、彼の見落としを指摘して、「ほらもっとかかるでしょ?」と値上げ交渉し、無事値上げ成立しました。
最初の希望額よりは下がりましたが、もともと高めの額で伝えていたし、養育費算定表通りのまずまずの金額に落ち着いたので良しとしました。
養育費は夫婦で合意すれば額はいくらでもいいのですが、裁判所が考案した養育費算定表で養育費の相場を算定する事ができます。お互いの離婚時点での年収や子どもの人数・年齢に応じて算定します。
◆裁判所のホームページにあるPDFファイルを参考にして下さい。→養育費の算定表
◆養育費の算定はこちらのサイトでも簡単に計算できます。
こちらから養育費の希望額を言う時は、あらかじめ算定表で相場を把握しておき、相手が下げてくる事も見越して希望額より少し高めの額で言うと良いと思います。
子ども達の大学費用について
子どもが大学に進学した場合、二人で大学にかかる費用を負担しようという事で、4年間私立大学に通った場合にかかる費用の相場を調べ、どちらが何割負担する、という具合ではっきりと振込時期と額を決めました。
こちらは養育費とはわけて考えました。
子ども達が大学に進学しないという可能性もあるからです。
大学費用のために払っていた子ども達の学資保険は、元旦那が離婚後も払い続ける事になりました。
財産分与の割合
結婚してから夫婦で築いた財産をどうわけるか、話し合いました。家や車、そのローンも残っている場合はそれらをどう分けるか、名義をどうするかなども話し合わないといけませんね(>_<)私は家を買う前の離婚で車も売った後でしたので、預貯金と家具家電の相談だけで済みました。
◆預貯金をわける
家庭の預貯金をすべて明示して、夫婦でわける割合を決めました。
- 結婚してから貯めていた貯金(私のパート代も含む)
- 元旦那の会社で積み立てていた財形貯蓄
- 元旦那が持っていた株式
- 子ども用に貯めていた子ども手当(後に児童手当に名前変更)
- 学資保険(子どもの大学費用の準備金)
- 生命保険解約返戻金
私が家計の管理をしていたので、財産の把握はできていて助かりました。
仮に旦那が家計の管理をしていたら、財産隠しなどをされたら困りますからね。
元旦那はケチなので、自分のほうが取り分が多くなるように勝手に決められました。結婚してからの夫婦の財産だし折半を希望しましたがまったく聞かず。
調停を起こすと離婚時期が延びてしまうので、一刻も早く離れたかったので折半については諦めました。それに自分の貯金があるのでまぁいいやと思えました。
結婚前の自分の貯金、婚姻中にどちらかが相続などで得た財産、片方が個人的にしていた借金などは財産分与には含まれないので注意してくださいね!
独身時代の貯金は旦那に言う必要は一切なし!!
◆家具、家電をわける
預貯金を元旦那に多めに取られたので、家具家電はこちらが多めにもらいました。
元旦那と一緒に使っていた物・・・そう考えると気持ち悪くてすべて新しく買い直したかったけど、そんな事してたらお金もかかるし、「物に罪はない!」という事で、もらえる物はもらう事にしました。
公正証書を作るかどうか
養育費や大学費用の未払いを防ぐために、私が公正証書作成を希望しました。
私が費用を全額負担するという条件で、元旦那も合意しました。
作らないよりはましだと思って仕方なく費用は負担しました。
公正証書ではなく離婚協議書を作成する人もいますが、絶対に公正証書をお勧めします。
離婚協議書も契約書ですし公正証書より作成は簡単ですが、もし養育費などが未払いになって強制執行をしようとした時に、離婚協議書だと家庭裁判所に養育費調停を起こさなければ強制執行ができません。そうなると時間がかかってしまいます。
その点公正証書を作成しておけば、必要書類をそろえて裁判所に提出すれば、裁判をせずに強制執行手続きができます。
さいごに
子どもの事やお金の事、相談して決めないといけない事は盛りだくさん(-_-;)
これらが決まらないと公正証書もとれないし離婚もできないので、口もききたくない旦那と何度も話し合いました。
離婚するまででこの時期が一番辛かったです。
でもこの辛い時期を乗り越えたからこそ今の幸せがあると思うと、頑張って乗り越えて良かったと心底思います!
次の記事では思い出せる限りの離婚の手続き一覧をまとめています!
これから離婚を考えている皆さんの参考になれば嬉しいです。