離婚して変わったこと【考え方】

前回は離婚後の変化【生活編】についてまとめましたが、今回は離婚後の【考え方】についてどのように変わったかをまとめてみました。
離婚したことによって、ここまで自分自身の考え方が変わるとは思っていませんでした。

 

離婚して変わったこと-考え方

◆子どもと一緒にいられる時間がとても貴重に感じる

離婚前に比べて子ども達と一緒に過ごす時間が減ってしまったせいか、子どもと過ごす時間がとても貴重に感じるようになりました。

元旦那も親であることには変わりないのに、この子たちの今しかない成長をそばで見られないのだなと思うと、自業自得ではありますが本当に哀れでかわいそうだなと思います。
「子ども達と離れるのが私じゃなくて本当によかった。この子たちのその時その時の成長を見逃さないように見守っていこう。」と強く思います。

 

◆人の優しさに今まで以上に感謝するようになった

離婚する前から離婚した後の今現在でも、私たちは家族や友人など周りに支えられて生活しています。

離婚する前に身に染みた人の優しさ

  • まだ家が決まる前、大阪の友人が毎日電話で一緒に不動産サイトを見ながら家を探してくれた
  • 大阪にいる家族が家探しから賃貸契約に至るまで、多大な協力をしてくれた
  • パート先の同僚が母子3人分のお守りをプレゼントしてくれた
  • 関東での最後の思い出作りに協力してくれた関東の友人達

 

離婚する前の心身ともに疲労しきっていた私は、こういう周りの人の優しさにとても救われました。誰の協力もなく一人で離婚していたとしたら、もっともっと辛かったと思います。

離婚後も、体調を崩してどうしても辛い時は娘や母や友人が助けてくれるし、子どもの体調不良で保育園に行けなくなった時に快く休ませてくれる職場や代わってくれるパート仲間、車でいろいろな遊び場に連れて行ってくれる地元の友人達、顔も名前も知らないのに励まし合ったり愚痴を言い合ったりできるSNS仲間、いろんな周りの人たちに支えられていることにとても感謝しています。

児童扶養手当や母子家庭ならではの支援を受けられることにも感謝しています。
本当はこれらの支援なしでも立派に生きていけるほどになりたいですが、今の私にはまだ難しく、これらの支援がなかったら無職で離婚するという勇気も出なかったかもしれません。

母子3人だとやはり何をするにも限界がある。
周りのいろいろな人に助けてもらっている事を忘れずに、これからも感謝の気持ちを持ち続けていきたいと思います。

◆メンタルが強くなった、前向きになった

あの離婚直前の数か月間という辛すぎた期間を乗り越えた今、私は何も怖い物なしだと思えるくらいメンタルが強くなりました。

「石橋を叩いて渡る」ということわざがあるじゃないですか。
その言葉を昔の私に当てはめたら、
「石橋を叩くのに必死で渡れない」
くらい慎重派でびびりで小心者でした。
結婚相手もそれぐらい慎重に選べばよかったのにっていうツッコミはしないでもらえると嬉しいです(;_;)笑

石橋の向こう側にある “離婚後の生活” が不安でしかなくて、
「本当に離婚したらやっていけるのか・・・」
「子ども達のことを考えたら・・・」
とただただ悩みながら、ずっと石橋の手前を叩き続けて、前に進めずにいました(笑)

いざ離婚してみて石橋を渡りきった結果、
「なんだ。あんなに叩いていた時間がもったいない。もっと早く渡っておけば良かった。
と思います(^_^;)

今では「どんな石橋もとりあえず叩きながら渡ってみよう!」ぐらいになりました。

あの時以上に辛いことはそうそうないだろうと思えます。
少々のことでは悩まなくなったし、母子家庭だからって周りの目も気にならなくなりました。

人間困難を乗り越えると強くなるんだと思います。
この子たちを守っていけるのも自分しかいないと思うと、
「この子たちのお母さんは私だけ!しっかりしないと!!」
とやる気がみなぎってきます。

たまーに落ち込むこともあるけれど、子ども達の笑顔と明るさに助けられて、またすぐ元の元気なお母さんに戻りますp(^^)q

 

◆将来への不安が大きくなる

前向きになったとはいえ、将来への不安は離婚したことによって大きくなりました。
子ども達の進路の不安、自分の老後の不安など、先の不安だらけです((+_+))

これは今すぐどうこうできる問題ではないし、とりあえず今を生きるのに必死です。
でもせっかく離婚して何事にもチャレンジできる自由を獲得したのだから、将来の不安を払拭できるように今からでも少しずつ動いていこうと思います。

 

◆男性不信になったかも

元旦那の結婚前から離婚直前までの豹変ぶりを目の当たりにして、男性不信になってしまったかもしれません。
最初は優しくて紳士的だったのに、だんだん化けの皮が剥がれてきて、離婚直前は私をいじめてくる人。

まるで別人のようでした。

「この人良い人そうだな、優しそうだな」と第一印象で感じても、「いやいや本当のところは分からない・・・」と勝手に警戒心を抱いてしまいます。

良いのか悪いのか、人(特に男の人)に対してそういう見方を持ってしまうようになりました。

 

◆幸せレベルが低くなった

離婚直前は心身ともに辛すぎて、自分のことを哀れでついていない不幸な人間だと思っていました。

「私はどこで人生を間違えたのか・・・」
「星の数ほど男性がいる中で、何でよりによってあんなハズレくじを引いてしまったんやろう。」
「何で元旦那だけ呑気に何もないかのように生活してて、私だけこんなにしんどい思いしてるんやろう。」

しかし、離婚して旦那という呪縛から解放されて自由の身になると、いろんなことが幸せだと感じるようになりました。
離婚するまでは特に何も感じなかった当たり前の日常が、幸せに感じます。

例えば、ふと空を見上げて空が青かっただけで、
「今日は雲一つなくてきれいな青空、なんか幸せ。」
って思うんです。

今まで空が青いから幸せなんて思った事ありません。

他にも夕日がきれかったり、息子と保育園の帰り道に月を見たり、娘とただ会話したり、寝る直前の心地いい感覚だったり、甘いデザートを食べたり、子ども達を抱きしめたり。そんな些細なことがとても幸せに感じます。
すごく良い事だなと思います。

自由になってストレスが減る事。
私にとってはとても大きい事だったんだと思います。

子どもの時から親と宗教に束縛され続けて育ち、ストレス発散の場もなく、とにかく自由を願い続けて育ったせいもあるのかもしれません。
そのせいか私は何かに縛られて生きるのがとても苦痛に感じる人間です。

過度なストレスは体にも良くないし、考え方までも後ろ向きにしてしまう。
ストレスは少ないに越したことないですね。

この幸せレベルを保ったまま、これからも母子3人で楽しく過ごしていきたいです。

 

さいごに

以上、離婚して大きく変わったことでした(^^)

子ども達も父親不在に関しては今のところ何の影響もないです(笑)
これから新たな課題が出てくるかもしれませんが、その時はその時で対処法を考えます。

この先の長い人生、いろいろなことが起こるかもしれませんが、母子3人で幸せに向かって突き進んでいきたいと思います!

離婚して変わったこと【生活編】

2019年1月27日

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