離婚してから職業訓練校に通っていた話

 

皆さんこんにちは!

シングルマザーである私は離婚して2年たった今、ハローワーク主催の職業訓練校に通っています。

学んでいる内容は、DTP(印刷物のデザイン)やWebデザインなどで、6か月で修了するコースです。

離婚して仕事に悩んだら、こんな選択肢もあるよ!という事で、私の経験談をご紹介させていただきます。

 

職業訓練とは?

再就職する人たちを支援するために、就職に役立つ技術や知識を無料で教えてもらえるという国の制度で、窓口はハローワークです。
(授業料は無料ですが、テキスト代は実費です。)

なぜ無料かというと、訓練校の運営は、国民が支払っている雇用保険で賄われているからです。

訓練中は雇用保険の待機期間がなくなったり、または条件を満たせば毎月10万円の「職業訓練給付金」をもらいながら訓練を受けることもできます。

職業訓練については別記事で詳しくまとめていますので、よかったらご覧ください。
シングルマザーにとってありがたい【職業訓練】制度、その他支援制度

 

職業訓練を受講するまでの流れ(私の体験談)

私は職業訓練という制度をまったく知らなくて、ハローワークに職業相談に行ったときに職員の方に、こんな制度もありますよ!と教えてもらって初めて知りました。

 

私が職業訓練校に通い始めるまでの流れ
  • ハローワークで職業訓練について相談をする
  • ハローワークで職業訓練の申し込み
    (入校式の約1か月前)
  • 職業訓練校に応募書類発送
  • 職業訓練校で選考会
    (入校式の25日前)
  • 職業訓練校から合格通知がくる
    (選考会の1週間後)
  • 入校式

 

私は職業訓練のどのコースを受けるか直前まで悩んでおり、その月の募集期間が19日間ある中で期日ギリギリにハローワークで申し込みました。

本来なら訓練校の説明会に参加してから申し込むほうが、その場で分からない事も聞けるし訓練校側での印象も残るし理想だったのですが、私は上記のようにギリギリでしたので、説明会も参加せずに申し込みました。

そして申し込みの1週間後に訓練校での選考会となり、合わせて前職の雇用保険の申請手続きも同時進行でしていたものですから、週に何度もハローワークに通ってバタバタとしたスケジュールでした。

何回ハローワーク行かなあかんねん

 

私の地域の管轄のハローワークが電車で行きづらいところにあったので、自転車で片道20分もかけて暑い日も雨の日も、頑張って通っていました(笑)

 

皆さんももし職業訓練を考えておられる方は、ご自身のお住まいの地域でどのような職業訓練のコースが開講されているかを知り、興味があるものがあればハローワークに相談に行くと職員の方がいろいろと教えてくれます。

 

ちなみに入校式の服装ですが、張り切ってスーツで行ったらほとんどの人がカジュアルな私服で来ていて浮いてしまいました(^_^;)スーツの人は17人中4人くらいでした。

 

私の受講していた職業訓練校について

初めての方はイメージがわかないと思うので、私の通っていた職業訓練校についてまとめてみました。

 

私の通っていた訓練校の詳細

これは訓練校や受講コースによって変わってきますが、あくまでも私の通っていた訓練校の詳細です。

 

私の通っていた訓練校の詳細

  • 定員 24名
  • 実際の人数 17名
  • 男女比 男性<女性
  • 年齢層 20代前半~40代後半
  • 授業開始 10:00
  • 終了時間 17:40
  • 授業時間 6時間(1コマ50分)
  • お昼ご飯各自自由(お弁当、コンビニ、外食など)
  • 服装髪色 自由
  • 教わった講師 10人以上
  • テスト 月に1度
  • 席替え 2、3か月に1度
  • 日直の仕事 号令、日誌の記入、清掃、ゴミ捨て、朝のスピーチ
  • 掃除当番 毎週金曜日には掃除機をかける
  • パートナー制度 2人1組でパートナーを組む

 

訓練受講にかかった費用

 

  • テキスト代 約11,000円
  • 交通費

 

授業がない日

普通の授業の日以外に、下記のような日もありました。

①就職活動日
個人で就職活動をする日。月に1~2日。学校はお休み。

②ハローワーク来所日
月に1度、指定日あり。学校はお休み。ハローワークに行って職業相談を受ける。
失業保険を受給している場合は、ハローワーク来所日を認定日に合わせてくれます。
給付金を受給している方はこの日に申請手続きが必要です。

③就職支援日
訓練校で面接対策や心構えなど、就職支援をする日。スーツ着用日。

④キャリーコンサルタントの日
1人30分~1時間ほど、各自決められた時間に学校に行って担当者と職業相談をする。スーツ着用日。

 

上記の①~③番(就職活動日、ハローワーク来所日、キャリコン)のような、学校の授業がない日が毎月3~4日はあったので、その日は就職活動をしたり、用事が済めば自由に過ごしたりしていました。

毎日6時間詰め込んで授業を受けていると、さすがに週の後半は頭が疲れてきますので、このような日がある時は休養になってとても助かりました。

ハローワーク来所日については毎月1回日にちが決められており、前回行った時に印刷した求人票を窓口に持って行って職業相談をしないといけませんでした。

スーツ着用日と指定があっても、スーツを持っていない人などカジュアルな服装で来ている方も結構おられました。

就職することが一番の目的ですので、職業訓練を受講しながら同時に求職活動もして、内定が決まった人から順に中途退校していくというイメージです。

私のクラスでも、3か月たった頃から内定が決まってポツポツと辞めていく人がでてきました。少しずつクラスの人数が減っていくのは寂しかったです。

 

私は失業保険を受け取りながら通っていました

失業保険をもらいながら訓練校に通っているクラスメイトは多かったです。

私は前職のパートで週20時間以上・月11日以上働いている期間が1年以上あり、雇用保険の受給資格は充分にあったのですが、経営者の方針で雇用保険は給料から引かれていませんでした。(スタッフ全員)

疑問に思ったので退職する時に聞いてみたところ、退職時に申請があった人にだけ、勤務時間等を遡って計算して雇用保険の手続きをする、という何とも適当な職場でした(^_^;)

その手続きをお願いして、実際に受給資格者証が完成したのはなんと退職してから3か月後でした。こちらの生活もかかっているのに遅すぎる!ハローワークの職員もあまりの遅さに疑問を抱いていました。

この対応の悪さ・適当さが最後にあったおかげで、その店(前職場)には二度と買い物に行かないと決めました(笑)

労基的にはNGでしょうが中には手続きすらおこなっていない会社もあるそうな・・・。

国もこのへんもっと厳しく取り締まってほしいですね。

 

私の場合は上記のように職場が手続きを早くしてくれなかったおかげで、退職後から雇用保険の一回目が振り込まれるまで半年もかかってしまいました。

自己都合の退職の場合は、受給資格がおりてから3か月の待機期間を経てやっと雇用保険の受給が開始されるシステムなので、適当な職場だとこのように雇用保険を受給できる時期が遅れて苦労します。

現在の仕事を辞めて職業訓練の受講を考えておられる方は、雇用保険の受給資格を満たしているならばきっちりと前職場から離職票をもらい、ハローワークで雇用保険の手続きをして、もらえるものはもらっておきましょう。

 

実際に職業訓練校に通ってみた感想

感想は一言で言うと・・・楽しい!!

 

私は初めての職業訓練でしたので、ちゃんと通い続けられるか、クラスメイトと仲良くやっていけるか不安でしかなかったのですが、行ってみると毎日が楽しく感じていました。

 

職業訓練校に通って良かったこと

①クラスメイトと仲良くなれる

何が楽しいかというと、クラスメイトと毎日同じ教室で授業を受けるので、学校に通っているような懐かしい感覚になって、それがとても楽しく有意義な時間でした。

 

私のクラスは17名で、性別も年齢も住んでいる市町村も経験職も、皆バラバラでした。

それが逆によくて、いろいろな人から普段は聞けない貴重な情報や体験談、考え方などを教えてもらうことができて、とても刺激になりました。

 

初めの頃は名前も分からなくて皆がよそよそしく、お互い気をつかって話すのですが、1か月、2か月、3か月と一緒に過ごしていくうちに慣れてきて、皆が話すようになっていきます。

そのうちに気の合うクラスメイトと親しくなり、訓練校以外でもご飯を食べに行ったり、授業が終わってから一緒に居残りをして勉強をするようになっていきました。

 

いわばクラスメイトは会社の同期のような感覚で、年齢や性別関係なく仲良くなれるし、分からないことがあったら教えあって励ましあって、グループワークも協力しあって順調にこなしていきました。

 

幸いなことに私のクラスには「この人嫌だな・・・」と感じるような人は一人もおらず、皆いい大人なので常識もあり、クラスメイトには恵まれた方かなと感じています。

 

②新しい知識が増えていく

自分の興味がある分野を学んでいって、知識がどんどん増えていくことは自信にもつながるしこれもまた楽しいです。

 

私の受講しているコースでは実技がことあるごとにあるので、授業で習ったことの復習にもなるし、自分で考えながら一つの作品を作り上げることによって、出来ることがどんどん増えていくことを実感できます。

 

③皆の前で発表する機会が多いので発表慣れする

これは訓練校に入って驚いたことですが、あまりにも皆の前に出て発表する機会が多く、初めの頃はとても苦痛でした。

私の通っていた訓練校では日直制度があり、あいうえお順に順番に日直が回ってきました。日直当番の人は号令や清掃、日誌の記入以外に、その日の朝、教室の一番前に立って皆の前でスピーチをしないといけないという決まりがありました。

 

私は人前で話すことが特に苦手でしたので、発表のたびに憂鬱で苦痛でした(笑)

しかし何度も何度もこなすうちに慣れてきて、初めの頃よりは苦痛ではなくなりました。

社会復帰しても皆の前で意見をしたり発表をしたりする機会はたくさんあると思うので、これは自分にとっては大きな進歩かなと思います。

 

職業訓練校で苦労したこと

①授業のスピードが早く、ついていけない人も

職業訓練は3~6か月という短期間でその分野を徹底的に詰め込んでいくので、授業のスピードはとても早いです。

1日に進むテキストも数十ページでしたので、授業の後自分でも復習していかないとすぐに忘れてしまいます。

そして1日訓練校を休むと6時間分まるまるの授業を飛ばすことになるので、欠席した人は次の日に苦労しているようでした。

 

②日直の朝のスピーチのネタに困る

私のクラスは17名でしたので、月に1度日直が回ってきます。

前半は前職の話を皆さんしていましたが、後半になってくるとスピーチのネタがなくなってきて、皆さん話す内容に苦労していました。

離婚や元モラ夫のネタならいくらでも話せたけど(笑)、朝からそんな話誰も聞きたくないだろうということでやめておきました。

同じ訓練校の違うコースのお部屋に一度遊びに行ったことがあるのですが、そこのクラスはなんと6名しかおらず、すぐ日直が回ってくると嘆いていました。

 

③制作実習が多い

授業を受けるだけではなくて制作実習も非常に多く、私はデザイン系の職業訓練でしたので納期までにデザインを考えて作品を仕上げないといけないので、考えても考えてもいいアイディアが思いつかない時は苦労しました。

納期に間に合いそうになくて居残りしている人も結構いました。

 

④テストが毎月実施される

他の訓練校は分かりませんが、私の通っていたところでは毎月1度、それまでに習った分野の復習テストがありました。

テストが終わって安心していても1か月はあっという間なので、気づいたら次のテスト日が近づいていて、テスト前は教室が落ち着かない雰囲気でした。

60点に満たなければ居残りをして再テストなので、皆さんテスト前は復習を頑張っていました。

テスト範囲もギリギリにしか教えてくれないので、テスト対策に苦労しました。

 

まとめ

結論、訓練校は楽しい思い出ばかりで、参加できて本当によかったと今では思いますし、本当に有意義なものになりました。

入校前に比べて知識や技術を確実に得られたし、訓練校が終わっても付き合いが続きそうな仲間ができたことも嬉しいです。

あとはこの職業訓練で学んだことを仕事でいかせられるように、これから自分で頑張るしかないと思います。

 

再就職するにあたり何か資格を取ったり学びたいことがあるけども、専門のスクールに通う経済的余裕がない方にとっては、この職業訓練制度は本当にありがたい制度だと思います。

皆さんも興味あればぜひお住いのハローワークで調べてみてくださいね!

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