1階に住むメリット/デメリット

今回はマンションの1階に住むメリット、デメリットについてです。

私は市営住宅に当選しましたが階は選べず、上層階が希望だったのに1階だと知ったときはがっかりしました(^_^;)

しかし、住んでみたら意外と便利で子供も気に入っています。

これから引っ越し予定で階を迷われている方の参考になればと思い、下記に1階の特徴をまとめてみました。

 

1階のメリット

❶下の階に気をつかわなくていい
❷家の出入りがすぐにできて楽
❸ゴミ出しが楽

では一つずつみていきます。

 

❶下の階に気をつかわなくていい

個人的にはこれが一番大きいメリットです。

下の息子は引っ越し当時5歳で、やんちゃタイプなので家の中でも動き回りますが、床をどんどんうるさくしても怒らなくていいのでとても気が楽です。(時間帯や度の過ぎた騒音は気をつけています)

引っ越し前はちょうどコロナ禍で自粛中でしたが、下の階からのクレームに疲弊していました。そのたびに息子に「静かにして、走らないで」と怒って、私も精神的に参っていました。

集合住宅では騒音には気をつかわないといけないので、お子さんが小さい場合は1階は大きなメリットになると思います。

 

❷家の出入りがすぐにできて楽

これは住んでみて感じたことですが、家に入るのにいちいちエレベーターに乗ったり階段を上がらなくていいことがとても楽です。

買い物後の荷物が多いときなども、自転車を停めてさっと家に入れるので助かっています。

子どもたちが学校に行くときも、家を出た後にすぐ忘れ物をとりにくることがよくありますが、すぐに取りに行けて楽だと言っています。

 

❸ゴミ出しが楽

これも住んでみて感じました。

前のマンションでは、ゴミを持ってエレベーターに乗るときに他の住民の方がいるとスペースや臭いなど気を使っていたのですが、1階に住んでからはさっと出しに行けるのでこれも楽に感じています。

たまに粗大ごみを出すときも、1階だと楽だなぁと感じます。

 

1階のデメリット

❶虫の侵入が多い
❷防犯面で心配
❸日当たりが上の階に比べて悪い
❹ベランダに植物が入ってくる
❺水害の心配

では一つずつみていきます。

 

 

❶虫が入ってくる

1階に住んで一番苦労しているのは虫の侵入です。

特に夏の日の室内でよく見かける虫は「蚊、クモ、アリ」です。

どれだけ気を付けていてもどこかの隙間から入ってくるのか、しょっちゅう見かけます。

玄関やベランダから入ってくるのだと思います。

私は虫が大の苦手なので辛いですが、さすがに慣れてきました。

虫の一匹や二匹当たり前だと思わないと生きていけないなと感じています。

虫対策としては下記方法で何とか乗り切っています。

 

◆入居前にバルサンを焚いた

これは1階に限らず引っ越しするときは必ず、入居前にしておいたほうがいいです。

カギを受け取って荷物を搬入するまでの室内が空の状態でおこなうのがベストです。

家具を配置した後だと、煙がかからないように家具をビニールなどで覆う手間があるからです。

 

押入れのふすまや収納の扉など、開けられるところはすべて開けた状態で焚きましょう。

一見虫がいないように見えても、押し入れや収納の中など見えないところに潜んでいます。

私のときもバルサンを焚いて数時間後に家に戻ってきたら、床で数匹がご臨終されていました。

逃げる途中に息絶えたのだと思います。

 

そして押し入れの溝の部分にGの卵も数個見つけたので駆除しました。

バルサンの煙から逃げる前に産み落としたのかもしれません。

 

Gの卵はがま口のような形状で、色や形は小豆に似ていて、見たらすぐに分かります。

私はこの時にGの卵を産まれて始めて見たのですが、遠目で「あれ、何かついてる。この黒い物体は何??」とふすまの溝に近づくとまさか・・・!?と思いその場でネットで調べ、卵だと確信しました。ぞっとしました・・・。

見たことない方や気になる方はネットで調べてみてください。

 

Gの卵は孵化すると何十匹も出てきて非常に厄介です。せっかくバルサンでGを退治しても、その後にたくさん孵化してしまったら意味がないです。

ですのでバルサン後も卵が残っていないか、押し入れや収納の奥までのぞき、溝、角、裏側なども入念にチェックしてください。

取り除く際は、押さえると潰れてしまうので気をつけてください。

 

燻煙式の殺虫剤を使用するときの注意点
  • 家具搬入前の空の状態でおこなう
  • 収納扉や押し入れのふすまはすべて開けておこなう
  • 焚いている間は家から出ておく
  • 卵には効かないので卵の駆除も忘れずに

 

◆ブラックキャップを家中に配置

ネットでG対策について調べてみると評判がよかったブラックキャップ。

私が購入したのは12個入りでしたが、12個すべてを玄関からベランダまでのすべての部屋、収納、押し入れなどに配置しました。

効果は1年なので、毎年置き替えると安心です。

入れ替えのときにどこに置いたか忘れてしまいがちなので、配置場所をメモしておくといいです。

始めは寄せ付けないのかな?と心配でしたが、バルサンを焚いてブラックキャップを置いてからは室内でGを見かけないので、効いているのかなと思っています。

 

◆殺虫ラケット購入

 

私が買ったのは「バチコロ」という商品ですが、これはすぐに虫退治ができて本当におすすめの商品です。

これのおかげで私の虫に対するストレスがかなり減りました。

ネットが三層になっており、持ち手側面についているボタンを押すとネット部分に弱い電流が流れるので、ボタンを押しながら虫めがけてラケットをふりかざす(または当てる)だけで、当たればバチっと光り一撃です。

蚊やハエなどの飛ぶ虫、クモなどの床を這う虫、とまっている蛾など、どんな虫にも効果あり。今までとても助けられてきました。

虫が嫌いな人は持っておくと安心です。

私もすぐに手に取れるように部屋にぶらさげています。

ネット以外にもドン・キホーテや東急ハンズなどで売られているのを見かけました。

 

◆ドレンホースキャップ

ベランダに置かれている室外機のホースからの虫の侵入を防ぐためにキャップを用意しました。

ベランダには虫が多いので念には念をです。100均に売られています。

排水溝用のネットなどをホースにかぶせて輪ゴムで止めるだけでも虫の侵入防止になります。

 

❷防犯面で心配

1階なのでベランダからののぞき見や侵入などが心配です。

我が家の対策としては昼間はレースカーテンは必須で、子どもたちにもカーテンがないと外から丸見えになることを教えてカーテンを開けっぱなしにしないように教えています。

 

洗濯物の干し方にも気をつかいます。

外からなるべく見えないように工夫して干しています。

 

窓の鍵を閉めるときはロックもかけ、それとは別に下記補助錠もつけています。

窓の冊子の部分に付属の両面テープで接着するだけで、簡単にはとれません。

ロックをかけるとどちらからも窓が開けられない仕組みです。

これは1階に限らず上のほうの階でも転落防止のために、子どもの手の届かない冊子の上側につけておくと安心ですね。

 

あとはインターホンには絶対出ないことや、戸締りの大切さも子供たちには伝えています。

外出時や帰宅時は子供に鍵を閉めさせるようにして、戸締りを癖づけるようにしています。

 

❸日当たりが上の階に比べて悪い

我が家はベランダから充分日の光が入ってくるのでそこまで気になりませんが、すぐ近くに建物が建っていたら日当たりは悪くなり、部屋の雰囲気が暗くなると思います。

部屋が暗いと気分も暗くなりがちなので、日当たりは良いにこしたことはないですね。

引っ越し前に窓やベランダの近くに建物が建っているかどうかも気にしながら下見しておくといいと思います。

 

❹ベランダに植物が入ってくる

我が家のベランダは一部が柵状になっているので、柵の隙間から外に生えている植物のツルがベランダ内に侵入してきます。

早いうちに取り除かないとツルが巻きついて巻きついて、あとで取るのに苦労します。

定期的に業者が草刈りにきてくれますが、ベランダ内のツルまでは取ってくれないので自分で取らないといけません。

この作業が少し面倒です(^_^;)

 

❺水害の心配

最近では豪雨が多く、川の氾濫や洪水などの水害が増えてきました。

我が家の住んでいる場所の近くにも川は流れているので、もしそこが氾濫したら浸水する可能性は大いにあり得ます。そうなったらもう上の階に逃げるしかないです。

子どもたちともそういう話をしており、万が一浸水の可能性があるときはすぐに上の階に逃げることを話しています。

これに関しては水災も保証してくれる火災保険などに加入しておくと安心ですね。

保険内容によっては「床上〇cm以上が対象」というように浸水の高さが決められていることが多いので、加入する際は内容をよく確認しておくといいです。

 

さいごに

以上が1階に住むメリットとデメリットでした。

以前は1階には絶対住みたくないと思っていたのですが、実際に住んでみた今では1階も住みやすく、むしろ気に入っています。

防犯面さえしっかり気を付けていれば住み心地はいいです。

子どもたちもすぐに家に出入りできることが楽だと言っています。

 

以上、マンションへの引っ越しを検討されている方の参考になれば嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です