離婚理由③ 経済的制裁

題名を見ると国家間の言葉みたいですが(笑)
経済的制裁とはキャッシュカードを取り上げられた事です。

『キャッシュカード返して』事件

離婚する一年前くらいのある日、喧嘩中で無視が続いていたりで夫婦間がギスギスしていた中、突然元旦那が言ってきたんです。

キャッシュカード返して。
元旦那の給料口座のカードの事です。当時家計の管理をしていたのは私だったので、そのカードを使って生活費をおろしていました。

私は突然の事で『???』という感じで訳が分かりませんでした。
理由はこうでした。

自分の知らないクレジットカードで私が支払いをしているのを見かけて、家計の面で信用できなくなったから。
当時はそう言っていましたが後から分かった事ですが、本当の返してほしかった理由は、私の財布を勝手にのぞいた時に、旦那の知らない私名義のキャッシュカードを発見して、自分の給料が嫁にへそくりされていると勘違いしたみたいです。でも嫁の財布を勝手に見たなんて言いにくく、正直に言えなかったようです。ちなみにそのカードはへそくりでも何でもなく、私の独身時代に使っていたキャッシュカードでしたが…笑

 

『ポイントの横領や。』←元旦那の名ゼリフ(笑)

以前はカード払いをする時は、元旦那と共用のクレジットカード(家族カード)で支払っていたのですが、それによってたまるポイントを元旦那ばっかりが使うので、私も自分用のポイントが欲しいなと思い、別のクレジットカードで支払いをして自分用のポイントを貯めていただけでした。これが元旦那にとっては「自分の知らないクレジットカードを使っている!怪しい・・・」と感じたようでした。

でも支払いといっても食費や日用品、オムツなどを買う時の支払いで、無駄遣いをしていた訳ではないし、まったく悪気はなかったのですが。それを説明すると元旦那が一言。

それはポイントの横領や。

えーーーーー(笑)これ横領になるん!?

自分は好きなだけポイント使ってるくせに。ドン引きしました。このポイントの横領というセリフ、家族や友達に言ったら爆笑されましたが(笑)、私の中では笑い事ではなかったです(>_<)

ポイントごときでせこい男ー!!
と思ってしまいました。

 

ずっと少量のお小遣いで我慢していた私

元旦那は営業マンだったので、何かとお金がかかっていました(>_<)スーツも高いのを買うし、自腹のゴルフや飲み会も頻繁にあり、お小遣いも自由に使うし・・・そのせいで私は自分のお小遣いを少なくして欲しい服や物があってもたまにしか買わず我慢して、何とか家計を回していました。

そんな中でポイントぐらい許してほしかった(;_;)

それを訴えても・・・

スーツやゴルフや飲みは仕事やから仕方ない。
の一点張りでした。我慢している私の気持ちは一切無視です。

仕事で必要なのはわかりますよ。付き合いもありますし。でも仕方ないなら仕方ないなりに他で我慢や節約するなどの対策を考えてくれればいいのに、そんな気は一切なしです。

家計を管理できない私が悪いと言われました。管理と言っても意見や要望をまったく聞いてくれない好きなようにやる人がいたら管理しようにもできません。

 

毎月生活費を催促するたびに明細を要求される

キャッシュカードを旦那に返すという事は、毎月生活費がいるたびに元旦那に「今月分の生活費〇〇円ちょうだい」と言わなければいけない。今までは必要な時に自由に銀行に行っておろせていたのに。面倒すぎるので何回も断りましたが、「カードを返せ」の一点張りだったので諦めて返しました。

それからというもの、毎月月初めにいくら欲しいと元旦那に言ったら、『明細を出せ。』と言われ、『内容を紙に書け。』と言われ、とっっっても面倒でした。明細を出して彼の中でひっかかる項目があったらいちいち内容を聞かれます。うんざりしました。それにこちらから生活費を催促しないとくれないのです。元旦那のほうから渡してくる事は一度もありませんでした。

そういう上からな態度に嫌気がさし、夫婦関係がますますぎくしゃくしていったので、このままじゃ離婚の危機に陥ると思い、

カードを返してほしい。
家計簿も好きな時に見てくれていいから、信用してほしい。
と真剣にお願いしましたが、
カードは返す気はない。それが嫌なら仕事すれば?
の一点張りでした。(仕事というのは当時働いていたパートではなく、がっつり働いて自分の生活費は自分で稼げという意味)。
まるで稼いでいるほうが偉いというような態度でした。私が子育てや家事を担当しているから自分は仕事に専念できているという事を分かっていませんでした。

簡単に仕事すればというけど、

・旦那の転勤についてきたせいで親から離れて頼れる人がいない
・子どもが熱出たら休まないといけない
・息子の保育園もすぐ入れるかわからない
・運良く入れたとしても送り迎えは全部私
・元旦那は絶対家事は協力してくれない
私の負担が増えるのが目に見えている中で、自分の生活費は自分で稼いでみろというような偉そうな態度。子どもを預けながら働いた事ないくせに、簡単に働けと言う元旦那にとても腹立ちました。

この状態が何か月も続き、働け働けと言ってくる元旦那の事がとうとう大嫌いになりました。そこで思いました。

本当にがっつり働くなら親のいる関西に戻って働きたいし、旦那の事はその時はもう体に拒否反応がでるくらい大嫌い。
それならもう離婚でよくない?

 

夫婦再構築よりも子ども達と過ごす事よりも、
キャッシュカードを選んだ元旦那

今思えばあの時キャッシュカードを返してくれていたら、私も夫婦としてやり直そうと思っていたのですが(元旦那にもそれは伝えていた)、元旦那にその選択肢はなかったみたいです(笑) 今思えばお金にせこく、めちゃくちゃがめつい人でした。

元旦那にも聞きました。

こういうやり方を続けるんなら子ども達と離れる事(離婚)になるけどいいん??
そしたら返ってきた言葉・・・
嫌やけど仕方ない。
まぁなんとあっさり((+_+))
そうですか、元旦那にとって子ども達ってその程度なんですか…同じ親として信じられない。私なら子ども達と離れるくらいならどんな事でも(例え離婚さえも)我慢できると思うのですが、そこは違ったようでした。
その程度なんやったらもういいや、あなたいらない。離婚しよう!!

最後はあっさり離婚を決められました。どうせしっかり働くことになって負担が増えるなら、ストレス(元旦那)が減ったほうがいいですし。
親権は私が取る自信があったので、最後のほうは迷いがなかったです。

 

以上が、離婚を決めるほど元旦那を嫌いになった理由です。
しょーもないなぁと思われたかもしれませんが、これがきっかけで私は旦那のことが本当に無理になってしまいました。最後の方は元旦那からいじめられている気分でした。
でもこれが離婚を決めるきっかけになったのも事実で、今は離婚してとても幸せなので結果的に良かったのかもしれません(笑)

離婚してよかったか?→YES!!

2018年10月16日

長々と読んで頂きありがとうございました!

2 件のコメント

  • ネットで検索していてこのブログに出会いました。私は41歳3人子持ちです。結婚前からの13年に及ぶ夫拒否のセックスレスで(すぐに妊娠した為子作りの数回のみの関係)スキンシップすらも拒否され結婚5年目にカードと通帳を取り上げられ4万円の生活費のみを渡され常に明細を求められる日々に疲弊しパート時間を増やした事で今では生活費を貰えず私のパート代で食費、日用品費諸々の変動費を見ている現状です。(固定費や子供の教育費等は夫負担)しかし5年間で増える食費諸々にパート代では足りなくなる日も近く最近では夫への愛情も全くありません。毎日タイタニックのローズの様な表情で過ごしています。いわゆるモラハラの様な状態でいつも私が悪いと言われそう思い込んで過ごしてきました。しかし女性センターや弁護士に相談する中でこれは私が悪いだけじゃないのかもと気づき始め離婚を視野に入れています。ただ、子供の環境を変える事と子供が夫に懐いている為そこを私の我慢が足りない事で引き離すのはダメなんじゃないかと日々グルグル悩んでいます。(そう言うの抜きにしたら今すぐでも離婚したい)でも、仮に子供が巣立った後に夫と2人で過ごせるかと言われたらそれは無理で、幸い医療系の国家資格があり夜勤なしでそれなりに稼げる目処もあるので再就職なら今かな!?とモヤモヤしています。
    グッと誰かに背中を押して欲しいそんな他力本願な気持ちもあり。。
    またゆっくりブログ読ませて頂きます。
    一方的に私の気持ちを吐露してしまいすみません。
    離婚されて幸せだと書かれているので少し勇気を貰えそうです!!

    • コメントありがとうございます!
      読んでいて完全にモラハラだと感じました。
      モラハラって当たり前のように金銭的な制限をしてきますよね。
      何年も耐えられたかりんさんすごいです。
      ローズのような表情、分かります。

      医療系の国家資格をお持ちだなんてすごいですね!
      今すぐの離婚が無理なら、資格をいかして就職して離婚資金を貯めていくのもありですよね。

      お子さんは懐いているのですね。離婚するにあたって一番悩む理由ですよね。
      でもかりんさんの人生はかりんさんのものですし、子供を理由にすべてを我慢する必要はないと思います。

      離婚したあとはお母さんが幸せであることと、金銭的に苦労させないことが大事だなと個人的に思います。

      無責任に離婚を勧めることはできませんが、終わりのないモラハラ生活を耐えていく辛さはよく分かるので、かりんさんの人生も大事にしていってほしいなと思います。
      いつか良い転機が訪れるといいなと、陰ながら応援しています(^^)

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